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Randy Vincent / Jazz Guitar Voicings vol.1: The Drop 2 Book

コード/メロディの魅力を引き出す ジャズギター ドロップ 2 ヴォイシング 模範演奏/プレイアロング2CD付コード/メロディの魅力を引き出す ジャズギター ドロップ 2 ヴォイシング 模範演奏/プレイアロング2CD付
(2012/03/20)
Randy Vincent

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日本ではあまり馴染みが薄いですが、Dizzy Gillespie、Joe Henderson、Bobby Hutchersonらとの共演もしているギタリスト、Randy VincentによるDrop 2 Voicingの教則本です。


Three-Note Voicings and BeyondThree-Note Voicings and Beyond
(2012/02/27)
Randy Vincent

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発売自体は2009年と比較的新しく、本作は"Vol.1"となっており、みた感じでは同じくSher Musicより2012年に出版されている"Three Note Voicings and Beyond"が続編になるのでしょうか。


また、プライベートレッスン等で師事していたJulian Lageをはじめ、John Stowell、Vic Juris、そして井上智さんらの書評も寄せられており、日本語版ではお馴染みのATNより発売、監修は井上智さんがやっています。

具体的な系譜は良く分からないですが、基本となる"Block Chord"から派生し、1950年代のGeorge Shearingに有名な"Shearing Style"等を経て、"Drop 2 Voicings"に繋がっていくものと思われ、ピアニストのMark Levineは「Barry Harrisがやっていたのを聴いたのが初めてだった」と言っていたと思います。

前回記事でもご紹介したMark Levineの"The Drop2 Book(邦題:ジャズ・ピアニストのためのドロップ2ヴォイシング・テクニック)"における内容やハーモナイズ例としての例題曲に関して、内容が被っているものもありますが、本作の方がスタンダード曲を取り上げたハーモナイズ例がとても豊富です。

基本的にはビバップスケールを基にしていますが、メロディックマイナーにおけるハーモナイズ例も併せて、絶妙なハーモニーの違いを体感できて、それを自分で選択することが出来ます。

例えば以下のSummertimeを題材にしたハーモナイズ例を見てみますと、





↑は基本的なDrop 2で、



↑はメロディックマイナーから派生したDrop 2を使ったものです。

コードトーン以外はディミニッシュコードでハーモナイズしている点は同じですが、コードトーンに関してはm7thをm6thに入れ替えています。

Chapterの後半になると、Extensionを含んだ様々なVoicing例を収録し、コードダイアグラムでの表記になるので、視覚的にもすぐに実践でき、またCD2枚にも及ぶ音源も付属しているので、かなり力が入っています。

基本的なハーモナイズに関しては、ホントこれ一冊で十分なくらい濃い内容となっています。
オススメです!!

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